色んなオーオタが色んなレビューをするブログです(:3_ヽ)_



【ブログメンバー募集】

オーディオ系で自分のレビューとか意見を自由に書きたい方募集。(TwitterでFF関係の方のみでお願いします)

今後メンバーの好みに合わせてブログタイトルとかデザインも変えてく予定です。

カテゴリ: レビュー

久々の投稿になります小鹿です🤔☝️💭
職場でも遂に勤務2年目となり後輩が出来て(但し全員歳上)きてより一層忙しくなって参りました(   ˙-˙   )


そんな辛い現実からの逃げ先は音楽な訳で実は色々なものを買ったり作ったりしてますがそれはまた後日、、、、、

本日ご紹介致しますのは〜
平成最後の着弾であり令和の本ブログ投稿となるのはコチラです。


1DD+knowles社製1BAを採用したハイブリッド型イヤホン

SIMGOT EM2
です
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どーです?既にこのカラーリングに惚れかけている方も少ないないのでは無いでしょうか?

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このEM2、オーディオマニア向けの商品としては異例の5種類のカラーリングが用意されており、音だけでなく、見た目にも自分と相性のいいモノが選べるワケですね!


勿論カラーリングだけではなく付属品等も気合いが入っております🤔☝️💭


【内容品】
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・イヤホン本体
・ケーブル
・イヤーピース(2種×3サイズ)
・革製イヤホンポーチ
・保証書
・取り扱い説明書


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ケーブルはおそらく銀メッキと思われます。線材だけでなくプラグカバーやコネクタカバーも色を統一していてデザイン性を高めています。


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因みにコネクタは2pinでも旧UE/qdcに用いられているコネクタに類似していますが実際にUE用のケーブルを刺してみるとすこし緩めに感じます。



あと、これはEN700シリーズと変わらずですがイヤーピースも2種類付属しております。
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超簡単に違いを説明すると書いてある通りなんですけど
のイヤーピースは中高域にフォーカスを当てて煌びやかでクリアーな音になるぜ

はちょっと中高域曇っちゃうけど低域を増強してノリノリにするぜ

ってカンジですね(ぇ

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イヤーピースを見てみると口径が異なるのが分かりますがこの違いで反響による高域減衰から異なる音を生み出しているワケですね、一種のアコースティックフィルターのようなモノです🤔☝️💭


因みに私はだと中高域が潰れどうしてもくぐもったような音に感じたのでの方が好みでした。




【音場レビュー】
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試聴環境

R2R2000→EM2(Ⅰイヤーピース使用)

試聴曲

明滅する / 眩暈SIREN
 
Imaginary Friend / sta

空気より透明な / 眩暈SIREN



  やや荒々しく気持ち良く伸びる高域ですが中〜低に掛けてはスムーズで滑らかなサウンド。
  歯切良く、アタック感のある低域は纏まった音でほかの帯域を邪魔せずヴォーカルにも没入できます。

  元気溌剌で勢いのあるサウンドで和ロックが非常に気持ち良い分、音場は窮屈に感じてしまいます。ただそれでも低域にフォーカスして聴いていると左右に広がりを感じられます。

  解像度は高く、ごっちゃりした曲もしっかりと描き切っています。

  Amazonでは¥12800にて販売中のようです。このサウンドクオリティーならむしろ安い、あと7000円位とってもいいんじゃないかとすら思います。(ぇ

  EN700シリーズもそうですが曲を選ばないどころか人を選ばない、万人受けする音作りをされるメーカーなんだなと改めて感じました。

   ただ、EN700はハウジングの形状上耳に収まらない人がいるというかなり残念な欠点があったのですがEM2ではハウジングがコンパクトになり素晴らしい装着感を手に入れました。
   音はウォーミーなEN700シリーズと比べ毛色が違うのでEN700の代わりにはなりませんけど、、、笑


【総評】

・バランス

低域≧高域≧中域

・高域 8/10
・中域 8.5/10
・低域 9/10
・音場 6/10
・解像度 8/10
・装着感 10/10

Total Score  49.5/60







♨️オマケ♨️
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Addiction 4.4mmバランスケーブルで音の変化はどのくらいあるか聴き比べてみました。
コネクタは旧UE/qdcコネクタで(やや抜けやすいものの)しっかりハマりました🤔☝️💭

付属ケーブルと比較

  低域が硬く締り少し腰高になると共に全体的に繊細さが増します。
  勢いのある音はそのまま少し派手さを増し、更に解像度が増すのでやや聴き疲れするかもしれないです。



ケーブルによって変化が大きいです事がわかっちゃったぁ……
少々見つけにくいコネクタですが是非リケーブルも試してみてください!



あけましておめでとうございます。仕事に苦しむ小鹿です✋
今日はそんなどーでもいい話はさておきウルトラハイパースーパーやべーCIEMが着弾したのでレビューです。


届いたのは……
Elysian acoustic Lab
みんなエリシャン言ってますけど多分読み方エリシュオンですよね
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8BA搭載 Elysian acoustic Lab フラッグシップモデル
terminator
です。
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素晴らしいシェルの造型クオリティです。
Elysian acoustic Labのカスタムは2本目ですがビルドクオリティ、フィット感共に完璧でした。


私のブログをご覧になられる方は既にご存知かと思われますがElysian acoustic Labについて軽く説明致します。

Elysian acoustic LabはオリジナルカスタムIEM、イヤホンリシェルを行うマレーシアの新興メーカーです。
シェルのクオリティの高さ、何でも(ハイブリッドのSONY XBA-Z5まで)リシェルしてしまう実力、納期でTwitterを中心に今最も注目されているメーカーの1つです。

メーカーサイトは現在(2019/01/06時点)無く、見積もり等の相談、オーダーはTwitterのDMかFacebookのmessengerからになります。

なお、納期は2〜3ヶ月と他メーカーと変わらず何故遅い批判されてるのかは分かりません……


自分でデザインしたロゴやアートワークを使用する場合外注となるので遅延が発生します。また、リシェルの場合ハイブリッドや特殊なドライバーを使用している機種、樹脂充填されている機種は遅延します。





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豊富な付属品

付属品
・pelican1010番ケース
・6.3mm標準変換プラグ(femaleは3.5mm)
・クリーニングツール
・クリーニングクロス
・ケーブルバンド

と、付属品に関して必要なものは全て網羅されています。





さて、それでは本題のこのterminatorについて紹介して行きます。

今回はElysian acoustic Lab代表のLee氏より本機種について紹介文を頂いたので掲載致します。
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Elysian acoustic Lab
代表Lee氏よりterminatorの紹介

   terminatorは前のフラグシップモデルであるHADESを進化させるべく開発し、誕生したモデルです。

   今日に至るまで、一般的なイヤホンでは"サウンドステージ"が左右に少し広がるだけでした。しかし、terminatorの為に開発した3D AccuPost systemの効果で、前後左右、上下方向全てに空間が広がるように聴こえます。此のあまりにも"リアル"な音響再生は今までのイヤホンでは体験する事が出来ません。

   私はヘッドフォンが好きです。私はイヤーモニターを作る上でヘッドホンのようなサウンドを表現し、作り上げる事を目標に常に開発を続けています。この想いの結実であるterminatorはヘッドホンで聴いてるかのようなチューニングが施されているのです。




なるほど、、ありがとうございました。

実は11月頃に行われた「terminator試聴機ツアー」でユニバーサルモデルを聴かせて頂いたのですがハッキリ言ってカスタムになり音場、サウンドクオリティ共に格段に向上していると言い切ります。
ぜひとも実機のカスタムIEMを聴いていただきたいですね。



忘れないうちにイヤホン本体と付属ケーブルのスペック紹介です。
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製品特徴
・8-balanced armature Drivers
・4way Crossover
・3Bore + Horn Shape
・Low&Mid 3D AccuPost system採用3Dprint chamber(正確なサウンドステージを再生する為に作られた独自の音響チャンバー)



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cable spec
・material=48core Alloy of Gold and Silver+single core PureSilver
端子(2pin)=  Bispa
Plug=Pentaconn 2.5/3.5/4.4

2pin端子とオーディオプラグにはそれぞれ厳格なテストにより選び抜かれた専用のハンダを別々に使用したまさにハイグレードなプレミアムケーブルです。





最後は肝心要、音のレビューです。
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試聴機
DAP︰R2R2000
earphone︰terminator(4.4mm balanced)




試聴曲
1.D'ont stop me now/Queen

細かな音を広い、ヴォーカルの息遣いを通り越し鼓動まで再現してしまいそうな解像度と圧倒的な音の密度。音の密度が濃いイヤホンは音場が狭く、暑苦しい出音になるのが普通なのですがterminatorは更に圧倒的に広大な音場を獲得しています。
音場は先程の本メーカー代表Lee氏の説明通り上下左右、奥行共に広大です。これが恐らく3D AccuPost systemの威力でしょう。Elysianスゲーョ……




2.明滅する/眩暈SIREN 
高域は量は他の帯域と比べると控え目ですがかなり上まで伸び、かつザラつかず上品です

中域(ヴォーカル)が最も近く、そして最も密度が濃いです。やや膨らみのある音ですがかなりクリアで、かつBAなのにダイナミックドライバーのように滑らかで非常に耳あたり(何それ)がいいです。

低域は中心斜め下に定位があり少し特殊な鳴り方です。かなり深く、密度のある低域ですがかなり引き締まっており、分厚いゴム板に正拳突きをかましたような「面」では無く「点」が少しづつ広がりながら押し寄せてきます。このような鳴り方のイヤホンは他に経験が無く、実際聴かないと分からないと思われます。




3.Nine Point Eight/Mili
これらの要素が詰まったイヤホンは声を魅せるのに最も優れていると言うのは北半球では常識です。モモカシューの蕩けるような甘い声色や

4.月のワルツ/諫山実生
諫山実生の艶めかしい歌声は蝸牛は軽く麻痺させ側頭葉に収まらず股間にまで響きます。





個人的な感想で申し上げますとBA機ではこのイヤホンの右に出るものはありません。NOBLEのKaiser10やUEのUE18proを初め今までに10機カスタムを所有していましたがそのどれをも凌駕しています。


唯一の弱点としては上流に左右される(影響を受けやすい)と言うことでしょう。
音源の録音、マスタリングが悪い。DAPやAMPのパワー等が劣る場合はキッチリ悪くなってしまいます。笑 

逆に言えば上流によって自分の好きな音に持っていきやすいです(パワーと音質は必要ですが……)
本体の2499$(2019/01/06 時点のレートで約270000円)もありかなり財布が試されるイヤホンですね、、、
ただ、何度も言いますが並み居る多BA機でも抜きん出た、正に"終わらせるもの"の名に相応しいイヤホンです。

Score

・高域 9/10
・中域 10/10
・低域 9.5/10
・音場 10/10
・解像度 9.5/10
・装着感 --/--(カスタムIEMの為無評価)

Total Score 48/50


1/10追記
Elysian acoustic Labオリジナルカスタム一覧表作りました。

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明日が仕事納めの医療従事者小鹿です♨️♨️♨️

で、突然レビュー依頼が舞い込んできたので紹介させて頂きます。(自然な導入)




NICEHCK M6
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いやはや時代は進みました。15000JPYを切る価格でまさかの4BA2DDですよ。一昔前のフラッグシップモデルですらドライバー数では敵いません。





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カラーはブラックとグリーンの2色が用意されていますが今回はフェイバリットカラーのグリーンを購入。


この鮮やかなグリーンはすれ違う人の視線を耳元へ奪い去るでしょう。
色味も然る事乍ら耳へのストレスを感じさせない装着感なのにある程度激しく動いても外れないシェルの形状もなかなか秀逸です。



ケーブルは遠目で見るとそこそこ高級感ありますね。




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今や当然の如くリケーブル可能。
当然の如く私の大嫌いなMMCXです。


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いつものセミハードケース、イヤピース、そして……



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フィルターが3種ついてきます。

そうです、K3003やSE846のようなノズル交換によるチューニングを楽しめるってヤツです。

実の所、私はこういったノズル交換やらスイッチやらのギミックが嫌いです。
少しネガティブな思考になりますが、、それらの機能が備わればその数だけ不良や故障を起こす箇所が増えるのです。
まぁ15000円なら買い直しが容易ですがそれでも壊れた時はショックですよね。笑





ここで一旦機能面の色々を簡単にまとめてみましょう


・リケーブル可能(ただしMMCX)
・ノズル交換によるチューニングが可能
・素晴らしい装着感
・この価格で6ドライバーの贅沢感





個人的にはアレですがなかなか魅力的な機能が備わっているイヤホンではないかなと思います。

次は最も重要な音質について迫ります。


試聴環境
R2R2000→M6(緑ノズル、標準装備イヤピ)unbalance





ジェンガ/眩暈SIREN
深層から
眩暈SIREN
2018-03-21



凝縮された低音と冷たく爽快な高域が勢い良く耳へと流れ込んできます。中域は高低域に比べると少し大人しく、ヴォーカルはやや膨らみ艶っぽさを色付けしています。

"ハイブリッドらしい"音で音場そこまで広いとは言えず音数が多いとヴォーカルがやや埋もれていまいます。

然し同価格帯のイヤホンと比し明らかに違うのは解像度、情報量です。
ここは得意な帯域に注力して鳴らすハイブリッド方式と単純なドライバーの数によるものが大きいと思います。









Etude Op.10,No.12/演奏︰スタニスラフ・ブーニン
別れの曲~ショパン:24のエチュード集
ブーニン(スタニスラフ)
2007-07-25


先程中域が膨らんだ音で艶っぽさを色付けしていると表現しましたがピアノをメインに聴くのであれば相性は最高かも知れません。

より一層艶やかな音色になり、空気の膨張感はコンサートホールで演奏したかのような残響感をイメージさせます。









のびろのびろだいすきな木/アン・サリー
こころうた
アン・サリー
2007-07-18


お気づきの通り音のバランスはドンシャリ、各域の繋がりはなめらかですが自然ではありません。例えるならば鉄柱の間に木板を入れ、溝をパテで埋めて均したような感じです。

音楽からイヤホンに合わせると考えるとこのようにヴォーカルに強くフォーカスされた曲を聴くとカッチリと、、ハマりますね(語彙力不足)







Score(今回思いつきで始めます。数日後見返して「ええやん」と思ったら過去の投稿にも付け足していきます。なお、項目は増減する可能性があります。) 

・高域 8/10
・中域 6/10
・低域 7/10 
・音場 2/10
・解像度 5/10
・装着感 10/10


Total Score 38/60





点数だけ見るとかなり厳しめかと思われるかも知れませんが15000〜30000円のミドルクラス価格帯のイヤホンの中では間違いなくトップレベルの実力を有しています。

まだ、リケーブルによる伸び代がありますので同価格帯の製品からは認知されていれば驚異的なライバルになるでしょう

こんばんは。社畜と化した小鹿です💪💪
ブログももう随分と更新していませんでした()


マー……復帰第一弾的なノリで軽く行きましょう♨
本日ご紹介するのはタイトルにもありますように
HIFIMANの新旗艦プレイヤーR2R2000です。尚、今回のレビューは音質をメインに取り組んで参ります。
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圧倒的COOL。
発売より既にひと月経っていますし皆様既に試聴した事と思いますが、旗艦機前任のHM901Sと比較すると様々な点が進化しております。

何よりあのひたすらに物理ボタン機種だったHIFIMANが完成度はさておき タッチパネルにしてきたのですから驚きですよね。






 そこで(どこ)HIFIMAN旗艦モデルを3代にわたり愛用してきた小鹿がR2R2000の(個人的に)注目すべき機能 など簡単にまとめてみました。
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①3.5mmアンバランス+3.5mm&4.4mmバランス出力対応

②DACにはデュアルPCM1704U-K採用。びっくりするくらい音 は 良い

③高品質で伝達可能なBluetooth HWAに対応個人的にはどうでも良いですこれは 

④(モードにより)最長約35時間の長時間再生可能

⑤USB-C接続により急速充電&データ転送が簡単に

⑥コンパクト

⑦記憶媒体がSPメモリーカードからmicroSDに



使ってて感じたポジティブな点このくらいです🤔☝️💭





ネガティブな点は……まぁ、ひとまず音質について話させてください……。笑



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試聴環境
R2R2000(Hifiモード&ハイゲイン)→RE2000(balanced)




試聴曲
①明滅する/眩暈SIREN
私のレビューではお馴染みのこの曲。
高い分離能と円やかで艶のある表現を得意とするR2R2000ですがロックを台無しにする事はありませんでした。RE2000のややキツめの高域も互いの持つ広大な音場表現力でイヤなキツさが無く、ただただ爽やかに、かつ迫力だけを残します。





②月のワルツ/諫山実生

ポップスの中でもジャズ調の曲で、特に女性歌手は相性最高と言っても良いと思います。繊細な息遣いの表現は鳥肌モノです。また、中低域が濃くどっしりしている為か各楽器も芯が生まれ他の音に押し潰されなくなるように感じます。

 



③Nessun Dorma/Luciano Pavarotti
Pavarotti Forever
Luciano Pavarotti
2007-10-02


勿論、女性ヴォーカルだけが得意な訳ではありません。男声でも声の艶を感じることが出来ます。
特にオペラを聴くと本当にコンサートホールに居ると錯覚してしまいそうな音場を体験できます。

カナル型イヤホンの構造上、左右の奥行を表現するのは簡単でもコンサートホールの反響のような上下の広さを表現するのは困難でした。プレイヤー側の表現力でここまで変化が出るとは思いませんでした。


 
元々HIFIMANのプレイヤーは楽器がいくら増えてごっちゃりとした音になっても鬼のような解像度で細部までカッチリと表現してきました。
しかしその代わりに硬く冷たい、そして狭っ苦しい聴き疲れるサウンドでした。
正に正確で荒々しいサウンドのHM901がこれに当てはまります。
そこからHM901Sになり角が取れ、見晴らしがくなり、よりリスニングライクに、歌声に没頭出来るようになりました。
そしてR2R2000です。これまでの素晴らしい解像度による正確な描写に加えて、音場はより広く、中低域はより深く濃く、艶やかになりつつも刺激は残されている素晴らしいバランス。

若々しいHM901をノンエイジのウイスキーとすればHM901Sは12yo、R2R2000は21yoモノとしてイメージすると極々一部の人にはわかりやすいと思います。

正直に言うと音質面では本当に不満がありません。素晴らしいです。
 





しかしタイトルを今一度ご覧下さいませ……R2R2000に試される……? 



そうなのです。



このDAP。音以外の癖が凄いのです……!

 


R2R2000の問題点

存在意義が問われるタッチパネル
 コレです。タッチパネルと聞くと恐らく皆様の中では画面をシューっとスクロールして短いタップでアートワーク付きの音楽を再生させる姿をイメージすると思います。僕だってそうでした。でもそんなのは幻想でした。連打連打。ひたすら連打です。タッチできるのは液晶下に礼儀正しく並んだ6つのアイコンのみ。勿論、並び替えやアイコンデザインを変えることはできませんよ???あとアートワークもでません。(慣れました)




次々と襲い掛かる不具合
まぁ、コレはHIFIMAN伝統ですし、初タッチパネルとして出して間もないので多少仕方が無いですね。
でも今日フリーズ3回と再生時に「バレないように意図的にすかしっぺをしようとしたら普通にハイトーンの屁がでた」時みたいな音が流れました。しかも大音量の15重奏くらいで。




Hifi再生で一瞬で蒸発するバッテリー  
最初の方にエコモードならだいたい35時間再生出来るよ〜!とお伝えしましたがそれではHifiモードはどうでしょう?
公称約8時間ですが[flac音源をHifiモードのハイゲイン。音量15]で音楽を聴いているとものの1時間半で右上のバッテリーアイコンが半分に。これもまぁDACに据え置きでよく使われるPCM1704U-Kを使ったが故の電力消費なんでしょうけど流石に短い……短くない???



せめて②はFWアップデートで解決して頂きたいですね。



R2R2000いい音楽を聴くためにどれだけ耐えられるかを私達に対し試しているのです。


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お久しぶりです、オーディオネタ殆ど呟いていませんが生きてます
ふらんどです

さて10/27のヘッドフォン祭1日目に参加してきたので軽く振り返りながら感想とか書いてみたいと思います

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約束の地、†中野†

今回は聴いてみたいイヤホンがあったので真っ先にそこのブースへ行きました
ということで久しぶりなVictorブランドでの新イヤホンを聴いてみました

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ブースの隣には珈琲貴族さんによるコラボパネルが

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Victor犬ことニッパーくんが何匹か居ました

前置きはこれくらいにして聴きに来たのはこちら

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Victorが誇るウッドイヤホンシリーズの新フラグシップモデルHA-FX10000です
桁が飛んで10000になっちゃいましたよウッドシリーズさん
今までのウッドホンとは異なり完全な耳掛け式になりましたね
最初装着するとき若干違和感ありましたが装着感はまあまあだと思います

音に関しては非常に良い、冗談抜きでボーカルにうっとりしちゃうようなウッド特有の暖かい音
価格は20万程だそうですがそれに見合った、ウッドシリーズ最高峰の音だと思いました
一つ気になったところを上げるとすればケーブルがこんな感じ

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素直に言えば中華イヤホンみたいなゴムっぽい質感のケーブルでした
どうせ拘るなら布巻きかなんかで高級感欲しかったなぁとか思ったり…
総じて音に関しては素晴らしいの一言でした




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水月雨ブースの新作A8です
8BA搭載とのこと
音は普通に良かったと思います
むしろ普通すぎて個性がないとも…

個人的にはこの後聞かせていただいた試作品のモデルの方がスッキリ硬めの音で好みでした
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今回は社長さんが都合により来れなかったというアコエフことAcoustic effectさん
新しいイヤホンこそ無かったものの試作ケーブルがありました
純銅金メッキプラグを使った物で通常ケーブルより若干暖かめなおとになるかなと
後見た目が通常よりもかっこいいよねってスタッフさんと話したり

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Campfire Audio SOLARISです
元気な音ですね、ボーカルの聴かせ方や結構ガツガツ来る低域など何処と無くライブっぽい感じの音で良かったと思います
ただ筐体が厚いので装着感は個人的にはイマイチ…




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FiiOのM9というDAPです
操作性は動画を見てもらえれば分かると思いますが結構サクサク動きます
音も良さげでしたしこれからDAPを買う人は候補にしても良いかも知れません




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LZ Hi-Fi AudioのLZ A6です
中華イヤホン界隈ではLZ A5は有名な機種ですがこれはそのブラッシュアップされた感じですごく良かったです
フェイスプレートにボタンが有るのですが押すとインピーダンスが45Ω、デフォルトだと25Ωと変えることが出来るのも面白いと思いました
またフィルターも結構な数が付属しており

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これらで音を変えるのも面白そうですね





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Cayin N8という真空管搭載のDAPです
まず何より見た目が最高にかっこいい、男のロマンって感じ

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通常の3.5mmアンバランスの他に4.4mmバランスもあります

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設定からトランジスタモードと真空管モードに切り替えられます
トランジスタモードの時はスッキリ目の音でしたが真空管モードにすると何か艶めかしさというか真空管サウンドになりましたね、ボーカルがエロい
総じて非常に音が良くぶっちゃけ喉から手が出る程欲しかったりしますが価格は35万近くと気軽に買える値段ではないのが玉に瑕




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FUNOHMさんのF2というワイヤレスイヤホンです
祭の後半はワイヤレスイヤホンばかり聴いていたのですがその中でもこのF2は飛び抜けて音が良かったと思ってます
まだプロトタイプでペアリングが少々不安定でしたがゴリゴリの深い低音を聴かせてくれる良いイヤホンでした
価格も1万6千円程(うろ覚え)だそうでもし私がワイヤレスイヤホン買うならこれだなってレベルで良かったです

以上、祭の感想でした

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