お久しぶりです。近頃はレビューは放ったらかしで趣味の自作ケーブルにお熱の小鹿です。

しかし怒涛のレビュー記事依頼が舞い込んで来たら話は別、、、
というわけで本日は
中国より飛来した
BLON BL-05Sのレビューを致します♨️

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どうもこのイヤホン、【BL-05】と言うイヤホンをベースにチューニングを変えたイヤホンとの事。

どちらもカーボンナノチューブドライバーを採用し、金属筐体との事。元のモデルは持っていないので今回は比較は行いません🤔☝️💭

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付属品は他の中華イヤホンと同じく必要最低限と言った感じです。

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筐体は耳掛けを前提とした形でDUNUのI3C-S(古い)が丸みを帯びたような形をしています。

金属筐体でやや重みがありますが耳介への収まりがよく、またケーブルが不気味な程に柔らかいので装着感に不満は全くと言っていい程ありません。

しかしこのライトグリーンの筐体は目を惹きます。
派手と言えば派手ですがこんなカラーのイヤホンを求める人は一定層いるハズ……もっと増えてくれても良いのですよ?


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イヤーピースは丸く口径が狭いもの(上)が3サイズ、弾丸型で口径が広いもの(下)が2サイズ付属しています。
無論、口径が広いイヤーピースは大正義。音質レビューには下の方を使用しています。


いつも言っていますがどんな素材を使おうがイヤホンにおいて最も大切なのは音質に変わりありません。

いつも通り感じたままに音質レビューしていきます。
【音質レビュー】
使用機器
DAP:Lotoo PAW GOLD TOUCH

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試聴曲
明滅する/眩暈SIREN



バランス
中域≧低域≧高域
●高域、中域、低域毎にピークが存在するような不思議なバランス。繋がりが悪いという意味ではなく(1DDだし)色付けの強い帯域が複数存在するように感じる。
●低域はレスポンス良く軽いものの量感の多さで補っている印象。
●最も癖があるのは中域で「ヴォーカルにフォーカスする」と言うよりは「ヴォーカルを抽出する」と表せる引き出させ方がある
●高域もやや癖のある音、金属音系は物足りなさがあるが電子音とは相性が良い
●解像度はそこそこ、音数が多い曲は得意とは言えない
●音場はその独特な音のお陰で広がりと言うよりは間隔を感じる。


・高域 6/10
・中域 8/10
・低域 6/10
・音場 6/10
・解像度 6/10
・装着感 10/10

Total Score  42/60


イヤホンのデザイン通りと言ってはなんですが電子音楽やポップスのような楽曲と非常に相性の良い音作りが施されています。逆にオーケストラやジャズ等楽器の音を楽しむのには不向きに感じました。

ただ、このカラフルなカラーと独特なサウンドに中毒性があるのは確かです。
試しにお1ついかがでしょうか……?