全国1億2千万人のフレンズの皆々様こんにちは、春日小鹿でございます(:3_ヽ)_

Twitterで私(@2866SS)をフォローして下さっている方はご存知かも知れませんが…
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はい(:3_ヽ)_HiFiMANさんちのEdition Xをお迎え致しました!

ここで熱心なオーディオファンの皆様は疑問を覚えるハズです。

ナゼ「Edition X V2」ではないのかと…

その点と、さらに同価格帯の他社ハイエンドクラスヘッドホンを比べなぜ私が[Edition X]を選んだのかを簡単に綴って行きます(:3_ヽ)_




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先ずはEdition Xの音質レビューからして行きましょう♨
尚以下全ての試聴環境は
HM901S(Elfidelity amplifier card)に直挿しです。

HIFIMAN Edition X
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・音のバランスがかなり良く安定感のあるサウンド、ややローが強く感じられるが自然さは破綻していません。また音の密度が濃いにも関わらず音場も非常に広です。

・やや硬めのゴリっとした音ではあるがモニターヘッドホンのような堅苦しさは全く感じられず、自然かつ音楽性溢れる優雅で艶やかなサウンドをひたむきに奏でます。

・側圧が強めであるがパットが大きく長時間の装着でも不快さは感じられないです。



続いては今回私が購入したEdition Xの後継機であるEdition X V2のご紹介です。
外観面での変化は
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①イヤーパットの形状及び材質の変更
イヤーパットの表面素材(皮膚に接する部分)がベロア調のものからポリエステル製になった他、より厚みがあるものになりました。


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②イヤーカップ部分のカラー変更
メタリックなダークブルーからラメが光るブラックになりました。

③イヤーカップを支えるパーツとアジャスターがプラスティックから金属へ変更され耐久性が向上しました。


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④ケーブルの変更
グレー布被膜のものから半透明のものになり、線材も変更されたようです。取り回しも格段に上がっています。


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⑤ヘットバンド調節幅の増加
5段階から7段階へ増えました。


見た目だけで結構変化ありますがもちろん音質面でも変化は出てきております(:3_ヽ)_

HIFIMAN Edition X V2
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・[Edition X]の中低域をスッキリとさせ、音が全体的に柔らかい耳あたりになり相対的に高域が出たように感じました。

・[Edition X]で感じた音の硬さ(角?)が丸まる事で,より優雅なリスニング体験ができるようになっています。

・皆さん聴き比べたら圧倒的にこちらの[V2]の方が良いと感じると思います。音楽性に溢れ、聴く曲を選びません。ただ個人的な感想を言うと無印の[Edition X]の硬い音のほうが好みでした。笑

・[Edition X]の音が好みの私からするとパーツが強化され堅牢になっている所が羨ましい所…


結構おとが違うのです…違うのです!
ロックやメタルなど聴く頻度が高い人は無印Edition Xのほうが好まれると思いますね(:3_ヽ)_


そんでここからは同価格帯である他社ハイエンドクラスヘッドホンとの聴き比べです!

流石にこの金額のものとなると何回も何回も試聴を重ねてしまいました。笑
それにこの価格帯となるとブランドネームを背負うフラッグシップモデルも多くなってくるのでどのメーカーのヘッドホンも完成度が高い事高い事…

特に特に!
その中でも私が悩みに悩んだ機種との(主に音質面においての)比較レビューを上げていきます(:3_ヽ)_

※比較レビューはEdition Xの音質、装着面に対してになります。

SENNHEISER HD800S
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この界隈に片足突っ込んだ人は必ず耳にするであろうメーカー、ドイツのSENNHEISER社の現フラッグシップモデル(Orpheusは忘れましょう)です。

・中高域の輪郭がよりクッキリしており、特に高域の主張が強く、所謂ドンシャリ傾向に感じました。[Edition X]を聴いた後だとどうしても脚色の強い音(味付けされた音)に聴こえてしまいます。

・[Edition X]の試聴後だと中低域が薄っぺらく聴こえてしまった。

・解像度はHD800Sのほうが高く感じた。

・(比較して)音のレスポンスが早い代わりに余韻は少なく艶やかさが低く感じる。また音場も狭いと感じます。

・装着感は互角、側圧は本機種の方が強く、パットも硬いので長時間装着するならedxに軍配が上がる。


★前モデルのHD800の緻密で繊細な音作りにミッドローの重厚さが備え付けられたようなどちゃくそ良いヘッドホンでした。
もし、僕がモニターサウンドを求めていたなら頭を抱え込んで悩んでいたと思います。
近未来感溢れるデザインも所有欲を高めるのに貢献していましたね。笑



AUDEZE LCD-2 bamboo
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アメリカに本社を構える平面駆動型ヘッドホンの名門AUDEZEよりLCDシリーズの入門機をチョイスしました。

・とにかく重いです。パットが柔らかく側圧も強くはないのですが短時間で既に頭に負担を感じてしまいました。

・バランスはややかまぼこ。中域に独特な響きがあり、ピアノ、ヴォーカルが前面に押し出される印象です。

・自然とは言い難い味付けされた音。ただこれはこれで聴いていて楽しいです。音場は今回比較した中では一番狭く感じられました。

・低音は沈み込むと言うよりは弾む感じです。

・解像度はそこそこ高いのだが[Edition X]には劣ります。価格差あるし…

★ヴォーカルをメインにするなら今回の中で得点は高めかな?
ただやっぱり独特な響きが気になりました…(´・_・`)
あと重さですね、頭ではなく首にダメージが来ます(


AUDEZE LCD-3(L-ZW-WB)
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引き続きAUDEZEのLCDシリーズの次男モデルです。

・迫力より繊細さを求めた音に感じました。バランスはハイ寄りのフラット。ただし高域がややシャリっとした金属的で独特な鳴り方、その他はかなり自然な鳴らし方です。

・音場はそこそこ広め、[Edition X]と同等くらい。

・ただやはり重い…側圧も強く感じ疲労感が出てくるのが惜しく、またラムスキンヘッドパッドだからかすごく蒸れました…

★音だけで言うと今回比較した中でもかなり好印象でした。
ただ店頭の中古品がイヤーカップの木製部分に亀裂が入っていたり、完全に割れていたりしたので心配になり除外しました。
あとやっぱり重いですね。笑
デザインは好きなのですが疲れるのは嫌です(´・_・`)



悩みに悩み抜いた結果、選ばれたのはEdition Xでした(:3_ヽ)
モチロン今回試聴したヘッドホンはどれも個性を備え、素晴らしい音を出してくれました。ただやはりHIFIMANFANMANの運命からしてEdition Xが選ばれるのは必然だったのかも知れません

あ、Edition X V2は一般的に駆動しにくいと言われる平面駆動型ヘッドホンの中ではかなり駆動しやすく、ある程度駆動力のあるDAPなら素晴らしい音を出してくれると思います。是非、是非是非試聴してみてください。笑



ちなみに…

音量取りやすさ
Edition X(v2)>LCD-3>LCD-2>HD-800S

価格(メーカーが公表しているもの高い昇順)
①LCD-3 $1945.00
②Edition X $1799.00 (生産終了)
③HD800S $1699.95
④Edition X V2 $1299.00
⑤LCD-2 $995.00

です(:3_ヽ)_
参考までに。笑