どうも皆さんこんにちはこんばんは、ポディことポタオデP90SD(Twitter→@LETS_portable)です。
DAPを買い替えますので新しい名前募集中です!w

今回は前回に引き続きまして、ティアック株式会社様より、無償試聴キャンペーン対象機種でありますHA-P5をお借りすることができましたので、レビューしていきたいと思います。

自分の愛機で似たものとしてPioneer XPA-700(DSD対応、純粋なUSB DAC機能搭載。レビューはこちら)を持っていますので、それとの比較も交えていきたいと思います。

さっそく本体の各部紹介といきましょう!
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正面です。試聴機ということもあり印字がかすれていますが、サンプリング周波数のインジケーターと充電ランプがあります。
この機種はリニアPCMが192KHz/24bitまで、DSDは5.6MHzまでの対応となります。現在のハイレゾ音源配信状況からすれば必要十分といった感じでしょうか。
ちなみにXPA-700はDSDこそHA-P5と同じものの、PCMは384KHz/32bitまでの対応です。将来性で見ればXPA-700が上ですが、現状HA-P5の対応幅があれば十分です。384KHzなんていつの話だよ・・・

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上部です。左から

・グランド分離出力対応3.5mmヘッドホン端子
・S/PDIF(オプティカル/コアキシャル)入力兼LINE IN
・電源スイッチ兼ボリューム

となってます。バランス駆動ではありませんがグランドが分離されているようです。4極端子使うとどう変わるのか個人的に気になるところではあります。(←RE-600とかで試せますかね?)

ところで、上部周辺のエッジングを見て何か思いつきません?
個人的にデザインがESOTERICを踏襲している感じがしました。

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本体左側面です。前回紹介したHA-P90SDでは本体右側面にキー類がありましたが、HA-P5では左側面となっています。写真左から

・ゲイン(ロー/ハイ)
・S/PDIF・LINE IN切り替えセレクター
・USB充電オン/オフスイッチ

です。

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本体下部です。左から

・PC接続用USB端子
・iPod/iPhone/iPad接続用USB端子
・充電用DC5V端子
・ラインアウト端子

です。HA-P90SDと違いラインアウトができます。この点でもXPA-700と使い方の傾向が似る機種かなと思います。
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電源を入れると写真のように光ります。
シルバーの筐体に電源スイッチ周辺が青く光るのもESOTERICの特徴ですよね。個人的にかなり意識して作ってるのではないかと思います。

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機能面でも共通点の多いXPA-700(ただただカッコいいのでフル装備)と並べてみました。デザインで言えば、HA-P5がスカンジナビアン、XPA-700がミリタリーといったところでしょうか。

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大きさはXPA-700が一回り大きい程度ですが、重さが2倍以上あります(HA-P5が185g、XPA-700は380g)。
それゆえか、HA-P5は持った時にデザインに相反した安っぽさを感じてしまいました。

操作性に関してですが、特に不満はありません。ボリューム操作に若干の違和感を覚える程度。誤動作防止を考えれば許容範囲です。

それでは、音質レビューにまいりましょう。
最初はヘッドホンアンプで。ヘッドホンはHE-400とT5p 2ndを使いました。
まず一聴してすぐに気づいたのが、HA-P90SDには無かった物腰柔らかな雰囲気です。
HA-P90SDの場合は本当にモニター的で、不可逆圧縮や非圧縮など、録音状態がすぐにわかってしまうのですが、その点HA-P5は上手に聴かせてくれます。
低域については少しやわらかく、また、少し膨らんで出てきます。低域の控えめなヘッドホンと組みあわえるとちょうどいい具合になりそうです。高域も柔らかく少々張り出したサウンド。弱ドンシャリです。しかし全体的に柔らかなサウンドなので、耳当たり優しく、聴き疲れはありません。
XPA-700と比較しますと、XPA-700が全体的にフラットでメリハリあるカッチリサウンドなのに対し、HA-P5は弱ドンシャリでフワッとした音です。少々官能的な点はESOTERICに似ています。人間に例えると、HA-P5が大人の女性であるのに対し、XPA-700が20台手前の若いヤンチャな男性といった感じです。使い分けが利きます。
ここで難点が一つ。
パワーがないです。可搬性を考えた場合にイヤホンのユーザーがターゲットになったからなのかは不明ですが、パワー控えめのXPA-700よりパワーがないです。シングルエンドでHE-400を鳴らそうとしたときに、自分の耳(ほかの人に比べて音量小さ目らしいです。)でもハイゲインで、スタートを2時位置とすると7時位置まで回しました。これだとT1はおろが、T90やDT990等も厳しいかもしれません。

次に、純粋なUSB DACとして、ラインアウトを据え置きのプリメインアンプにつなげてDACとしての音質もレビューしたいと思います。
HA-P5のラインアウトですが、ラインアウトなので基本的にフラットですが、高域のと伸びがヘッドホン同様にあります。また、全体的に柔らかめの音を持っていると思います。自分はこっちの方がエソテリックらしさを感じました。かといって低域がモヤっとすることはなく、むしろこの柔らかさが利き心地の良さを提供してくれています。特にストリングスや女性ボーカルは秀逸。
XPA-700との比較ですが、全体的に音の柔らかさが全く異なります。音の柔らかさという面ではヘッドホンアンプの違いそのままだと思います。HA-P5が女性的なのに対し、XPA-700はヤンチャ。

最後に、USB DACとして使った場合ですが、電池の減りがすごいです。充電に追い付かず切れることがありました。電池のへたりは早いかもしれません。

では、総評にまいります。
このHA-P5ですが、これだけ機能が豊富なので、
「据え置きユーザーでもポータブルユーザーでもあり、ポータブルでは主にイヤホンを使う人」
にお勧めしたいです。
この軽さなので持ち運んでこそ真価を発揮するでしょう。ただ充電は2~3日に1回は必須だと思いますのでご注意を。

これでHA-P5のレビューは以上です。またまた長文失礼しました。

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次回はいよいよクライマックス!T5p 2ndで耳の保養できましたのでレビューします。
ぜひご覧いただければ幸いです。

ではでは、ポディでしたノシ