こんちゃ、お久しぶりのマーサです
1ヶ月くらい前についにfinal Heaven Ⅴをお迎えしました!
いまエージング200時間くらいたっていまだ音がよく鳴り続けてます
相変わらずイヤホンって開封したて・試聴機とたっぷりエージングしたものとでは音がだいぶ違ってきますね
ということでエージングしてのHeaven Ⅴの音どんなものか紹介します

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Heaven Ⅴ
まず簡単な特徴としてドライバーはシングルフルレンジBA、ハウジングにはブラッククロムメッキ仕上げの真鍮となってます
ただの真鍮ハウジングではなくブラッククロムというところが何気に一味違うポイント
final通ならおなじみのBAM機構、こちらは上位機Heaven Ⅵと同等クオリティとなっており空間表現がとても良いです

エージング200時間あたりでの音の印象は
とってもクリア 中高域がとってもキレイで美しい
バランスとしてはフラット~中高域な感じ、クールな音色
ブラッククロム仕上げの恩恵か真鍮ハウジングにしてはシュッとしてクールでタイトな感触なのが個人的には美味しい
意外とおもしろいのがHeaven Ⅱより低音の量感が少なく思えること
ただ低音の質感が格段に上がっててより表現力が高くなってます
Heaven Ⅱ・Ⅳと比べて空間表現の質が全然違う! Ⅱだとアッサリし過ぎてる、Ⅳだとうまく制御しきれてない
と思わされる
Ⅴだと音場がすごく広くなって楽器の距離感や定位がよりハッキリする
Ⅱのアッサリとは違う、もっと余裕のあるアッサリした音
音場が広くなったおかげかボーカルの聴き心地もすごく良い
窮屈感のない自然に吹き抜けるようなボーカル
してなんといってもキレイ・美しい 色気のあるボーカルとはこういうことを言うんだなって思わせてくれる
突き抜けるようにキンキンな刺さりはなく優しく人肌の温もりを伴ったキレイなボーカルにうっとり
金属ハウジングらしくほんのちょっと冷たさ・クールさがあるのも絶妙
不自然にボーカルが浮き立たずバックの音とうまくまとまってるところはシングルBAならでは

解像度も高い高い!
特に高域の解像度や余韻がまだエージングで変わり続けて面白いです♪
ただ解像度高いだけでなく余韻が気持ちいい!
真鍮ハウジング+ブラッククロム仕上げにより真鍮らしい華やかさがありつつもキレのある余韻になってる
これがハードロックとうまくマッチしてて歯切れの良いエネルギッシュなエレキギターが聴ける
Heaven Ⅱよりもエレキギターの解像度格段に上がってて気持ちいい
Heaven Ⅱはちょっと中高域がワイルドなところが個性的でいいんですがⅤのほうが明らかにキレイです

ちなみにさらに上位のⅦ・Ⅷと比べると音の性格が結構違っててⅤやⅥのほうが音が元気で明るい印象
Ⅶ・Ⅷだとゆったりどっしりとした性格で元気よくエネルギッシュな聴き方するには不向きですね
僕としてはⅤの歯切れよくエネルギッシュな性格の音のほうがタイプです
Heavenシリーズは上位下位のクオリティの差より音の性格の差のほうが大きいと改めて実感

Heaven Ⅴでバキバキなテクノサウンドを除いてほとんどのジャンルに似合いますね
特に女性ボーカルものをもっと聴きたくなります! 女性ボーカルの美しく優しく元気な聴き心地は癖になるw
あとジャズがとても気持ちよくいままでジャズあまり聴こうと思わなかったのにHeaven Ⅴでいろいろ聴いていくうちにジャズをもっともっと聴きたくなるようになりました
楽器の生々しさが気持ちよくてもっとこの音に浸りたくなります♪

いまやHeaven Ⅴしか使ってない状態、たまに違う手持ちイヤホンで聴いてても少ししてるとアカンHeavne Ⅴの音が聴きたいってなってしまいますw
この音の虜になるともう変わりが効かないです
いまこの記事はAK Jr×Heavne Ⅴで藍井エイル聴きながら書いてるんですが自然で優しく色気のあるハイトーンボーカル、カッコいいサウンドにうっとり 
ずっと聴いていられる心地よさも大事な魅力ですね
あぁ   良い…