こんちゃ、最近ライブラリのいろんなジャンルを聴き返してるマーサです
その際に使ってるイヤホンがYAMAHA EPH-100なのです
今回はEPH-100をある程度鳴らし使い込んでみたので
いまのエージング段階(推定100~200時間程度)での感想を書こうと思います

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やはりイヤホンって店頭での試聴だけでは本当の良さってわからないものですよね
じっくりあれこれ聴いて気づくこともあるものかなと
EPH-100を聴きこんで思うのがもうこれで充分じゃないかと
イヤホン・ヘッドホン・スピーカーの隔たりを超えて音楽を鳴らす機器としてとても理想的・スタンダードな音って感じだと思います

僕のイヤホン歴は過去の記事にも少し書きましたがSE535LTD・UE900s・UM PRO 50 ・ASG2.5・e-Q7・ATH-CKS1000・beats toru V2・final Heaven Ⅶなどけっこう幅広い特徴の音を手にして聴いてきました
そんな耳でEPH-100を過去に聴いてきたイヤホンと比べると一番スピーカーに近い鳴らし方をしてるように感じます

音に不自然さがなくとても素直、モニターライクな無機質さがあるものの曲の持ち味を損ねることなくありのままの姿を見せてくれる
個人的に思うのがリアルな低音って若干のこもり感みたいなものがあるんじゃないかと
EPH-100にもそんな若干のこもり感がある、そしてしっかり質感高く量感もある
そしてスピーカーで聴いた時に感じる胸打つ鼓動のような感触の低音がEPH-100にもある
重低音イヤホンのような主張してくる低音じゃなくてあくまで自然なバランス

そんな低音と両立しているのが鮮度感のあるリアルな中高域
柔らかい音は柔らかく、金属的な音はちゃんと金属的に
イヤホンとしての個性的な感触に味付けされることなくモニターライクすぎて味が薄まることもなく
本来の音が聴ける

ボーカルは艶やかさがなければリハーブのかかってることもなく質素になることもなくありのまま
近すぎることもなく引っ込むこともない

過剰に解像度を求めたような音じゃないからホワイトノイズが目立つこともない
たまにEPH-100の他のレビューでも見かける通り刺さりそうで刺さらないというのも聴きこんで納得しました

僕の超お気に入りのイヤホン Heaven Ⅱと比べるとHeaven Ⅱの音は個性的で特徴的、独自の味付けのある音に感じる
それはそれでとても大好きなのは間違いない
しかしEPH-100はHeaven Ⅱより原音忠実で曲のありのままの正しい姿が見える

EPH-100ならどんなジャンルも聴ける
クラシックでもクラブサウンドでもばっちりハマる
正直僕の大好きなfinalのサウンドだと生々しいジャンルの音には合うけど現代的なクラブサウンド・ミクスチャーロックが似合わないんですがEPH-100なら生々しいジャンルにも現代的なサウンドにも合う
激しい曲は勢いよく、滑らかな曲は気持ちよく、クラシック・ジャズは空気感も感じさせてくれてそれぞれ正しい聴かせ方をしてくれる

スピーカー(ごく普通の身近なコンポ・純正カーオーディオ)と比べても違和感のない聴き心地
手持ちのPiano Forte Ⅱだと特定のジャンルはスピーカー・リアルな聴き心地になるもののオールジャンル鳴らせないしやはり独自の味付けがある

いろんなイヤホンを聴きまくってスタンダードな音ってなんだっけってわからなくなったらEPH-100を聴くと正しい感覚に戻してくれる
人によってはつまらない・おもしろみがない・物足りないと感じるかもしれないけどこういうスタンダード的な音で音楽の本来の良さというのも大事にしたいもの

僕にとってEPH-100で聴く音楽は不思議とずっと聴いていられる心地よさがある
そして曲のありのままの姿が見えて安心する

まだエージング足りないと思ってるのでまた激的に変わるようなら新しい記事上げる予定です

ではでは
(ぶっちゃけいままでの一番のお気に入りHeaven Ⅱの座を奪いそうな勢いで気に入ってるイヤホンになりつつありますw)


※この記事に関わらずあくまで個人の感想として参考にしてもらえれば幸いです