色んなオーオタが色んなレビューをするブログです(:3_ヽ)_



【ブログメンバー募集】

オーディオ系で自分のレビューとか意見を自由に書きたい方募集。(TwitterでFF関係の方のみでお願いします)

今後メンバーの好みに合わせてブログタイトルとかデザインも変えてく予定です。

最近は怒涛の更新を見せている小鹿です。かなりサボっていたブログですが一度書き始めるとわりとノリノリになって来てこれ見よがしに記事を連投しております…

さて、本日レビューするのはHIDIZS Mermaidシリーズのイヤホンです。
HIDIZSは2009年に設立された中国は東莞に本拠地を置くメーカーです。コンパクト&手頃&高品質なDAPを多数リリースしているメーカーで、AP100と言ったらピンと来る方も多いのではないでしょうか…?
(懐かしさを感じた人は私といいお酒が飲めそうです)

そんなHIDIZSからの刺客がこちら、MS2です。
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どんどん開封していきますと出てきたのはなんとも綺麗な…
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間違えなく目を引くのはフェイスプレートのデザインですね。
ホログラムフィルムが散りばめられたようなデザインの上に丸みのあるメーカーロゴが入った蓄光フェイスプレート(!)がのせられています。

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写真の通り光沢があり、高級感もあります。ウチの奥さん(実は元PAさんだったりします)も「キレー!」と興味を示されていました。
ハウジングには環境に配慮したレジンを用いられているとの事です。

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カラーラインナップは5色と多いのも魅力ですね。これ2種類買って左右別々にする事で推しカプイヤホンとか出来るのではないでしょうか?


付属品も盛りだくさん、一つずつ見ていくと
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……


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婚約指輪入ってるヤツですよね

めちゃくちゃイカしたフェイクレザーケースが出てきました。

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めちゃくちゃ緊張してあけましたが中身は付属ケーブルとイヤーピースでした…。
しかしこのケース割と堅牢ですし、内側はベロア調生地でポケットまでついており実用性まで高いです
メーカーも単品で販売するあたりかなり自信がある事が伺えます。




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イヤーピースには口径が違うものが各3サイズ付属しています。
比較すると左の口径が狭いものは中低域の厚みがあり右の口径の大きいものは音の抜けが良く、爽やかな印象を受けます。

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ケーブルの導体には60本の高純度銀線と60本の高純度無酸素銅線が採用されており、ストレスのない柔らかな仕上がりです。スライダーやプラググリップのデザインは高級感もあります。

コネクタは一般的な0.78mm径の2pinを採用、但しフラットなので強い負荷には注意してください。


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また、ネットワークにも拘りが見えます。この価格帯でタンタルコンデンサの品質をウリにしているのは珍しいですね。それ程強い設計思想を持って開発していると言うことでしょう。

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ドライバー構成は1DD、1BAのハイブリッド構成。
主に中低域を担当するダイナミックドライバーの振動板は10.2mmと口径が大きく、デュアルコイル&デュアルチャンバーを備えているとの事で音場の広さと応答速度の優秀さを謳っています。
また高域担当となるBAにはknowlesのRAD33518を採用しているとの事。型番的にはRAB系統に近いものでしょうか…?とりあえずknowles製は安心感があります。笑


音質にも触れていきます。
Lotoo PAW GOLD TOUCH→HIDIZS MS2(大口径イヤーピース)
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不可逆的な命の肖像/眩暈SIREN


アイデンティティ/サカナクション


高域寄りなもののバランスが良く、金物を除き全体的に滑らか/柔らかな耳当たりな一方で彩度が高く、聴きやすいのに明瞭な音を上手く実現しています。
また、中域は張りがあり近さを感じる一方、高域、低域は左右に奥行きを感じ、先述の''柔らかさ''も相まる事で全体的な音場も広く感じらます
惜しいと感じられる点を挙げるなら低域でしょうか、量はありますがやや軽く感じられてしまいます。
この場合に口径の狭いイヤーピースがあるのでしょうが全体的なバランスは(個人的には)大口径の方が良かったです。

音色を「自然か」と聞かれると難しい所ですが「楽しい音」には違いがありません。
ジャンルで言えば最も相性が良いのはポップ・ミュージックと言えるでしょう。全体的に軽やかなのでジャズとは相性が最も悪いように感じられます。
ある意味ポップな見た目通りの、期待を裏切らないイヤホンと言えます。笑




以前、当ブログにてこんな記事を公開しました。

ミニマムで、堅牢、それでいて力強いサウンド…MUZEN WILD MINIは男性がソソられる要素満載のBluetoothスピーカーでした。

これに留まりません。MUZENには世の女子を釘付けに出来る魅力満載のBluetoothスピーカーが存在するのです…

それがこのMUZEN Button
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左の手提げカバンと外箱のデザイン…女子ウケする気マンマンです。

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ツルツルピカピカ、レコードプレイヤーを模したレトロでキュートなデザイン。細部まで丁寧に作られているのが画像からでも見て取れるかと思います。

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カラーリングだって全5色とスキがありません…



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付属品はこんな感じ。
充電ケーブル(micro USB type-B)は勿論、腕やカバンにぶら下げれるバンド標準装備です。
なんならオーディオ製品にしては珍しくポップなデザインのステッカーも入っています。

デザインに続き本体に、触れていきます。
やはり特徴的なのはこのコンパクトさです。 
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500円玉と比べるとこの小ささが伝わるかと思います。正に手のひらサイズ、手が大きい人ならなんなら4,5台乗せれるかも知れません。


以前の記事であんなにコンパクトコンパクトと言っていたWILD MINIと比べてもこんな感じ。
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(しっかり技適マークもありますね)
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左側に充電用ポートがあります。残念ながらWILD MINIのような防水キャップはないので防(耐)水、防塵性能はありません。

小ささは一目瞭然です。
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ただ、小さくてチープな訳ではなく、ボディは亜鉛とアルミニウム合金から作られているとの事で寧ろ触り心地はかなりがっちりと堅牢な印象。


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なのに重さは130g。
ファミマの小盛ご飯と同じ重さしかありません。



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最も重要な音質ですがサイズに見合わない押し出しの強い元気ハツラツなサウンド
しっかりと重量感/空気感をはらんだ低音とそれに埋まらずクリアな中高域がなんとも気持ちが良いです。

最大音量にすると小さいオフィス程度なら全員に曲を布教する事もできる程です。ホームパーティに1台あればフロア熱狂間違いないでしょう。
ただやはり最大音量にすると音割れが起きてはしまいます。もっとも自宅室内で最大音量にしようものなら両隣の家からお叱りを受けることになると思います。


大型家電量販店やオーディオ専門店でも取り扱われていますので是非実物の小ささ、可愛さ、そしてサウンドクオリティに触れて見てください。
どれかひとつでもハマれば「アリ」ですよ…!





こんにちは。
今尚世間を騒がしている感染症の影響が職場に襲い掛かり凄いことになっている影響で更新がかなり滞っております…(汗)

色々提供頂いているものや個人的に購入したものもあり更新したいのは山々なのですが全く追いついておりませんがそこは全てコロナのせいにしようと思います…


さて!愚痴を吐いた所で本日レビューするのは
IKKO Zerda ITM01です!
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実はこういうミニマムなポータブルDACは初デビューです🤔実売価格8500円と手頃で更に実物が思っているより小さくポタアンお弁当箱を築いていた世代からすると技術革新を強く感じます…

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内容品は
・本体×1
・独自マグネット端子 to type-C ケーブル
・独自マグネット端子 to USB-A ケーブル(ケーブルクランプ)
・取り扱い説明書
・保証書

私はAndroidスマホやNintendo Switchで使う目的だったのでtype-Cバージョンを選びましたがiPhoneユーザー向けにlightning端子モデルも存在します。⬇

ちなみにUSB-Aのケーブルはどちらも付属しているのでPCではどちらを選んでも困りませんね!

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DACチップにはESS Technology ES9298PRO(IKKOオリジナルカスタムチップ)を採用しており、PCM最大32Bit / 384kHz、DSD128対応のネイティブ再生対応との事。
先述の通り8500円と手頃ですが手を抜かない姿勢には驚かされます。

あと個人的に良いなと感じた点で、独自にはなりますがマグネット端子採用していることで、不慮の事故(イヤホンケーブルが自転車のハンドルに引っかかる、傘立ての傘の柄に引っ掛けて傘立てごと倒す)によるケーブルの断線やコネクタ/プラグの破損をマグネットが離れる事で防げるのでは無いかと思います。(どちらも実体験)勿論、断線してもケーブルを交換するだけで済むのもいいですね。

また、メーカー様サイトにはノイズ干渉を抑制する効果もあると記載もありました。


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ちなみに軽い軽いと言っていますが本体(ケーブル含め)は20g

比較してみると
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インクがほぼない油性ペンで19g

MP
ステンレスのピンセットが18g

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美味しいですよね。よく見る(味はよく見ませんが)某ボトルラムネが35gと軽さもお分かりいただけるかと思います。



長々と仕様を書いてきましたが音質もチェックしていきましょう。
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最初はNintendo Switch liteでチェックする気マンマンでしたがゲームに気を取られるのでやめました。


使用機材はGoogle Pixel6→IKKO Zerda→IKKO OH1Sです。
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そうでした。
もうひとつこのDACで重要なポイントを忘れていました。
実はIKKO Zerda ITM01にはプリセットされたイコライザーのような感じに「MUSIC」「MOVIE」「GAME」と3つのモードが搭載されています。 

切り替えは簡単で本体中央の〇ボタンを長押しする事で可能です。


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この紫色の時はGAMEモード、鮮やかな音色で音の輪郭は柔らかく、低〜中域が持ち上がっています。また、左右への広がりが特徴的で細かい音やキャラクターボイスを聴き取るのに最適な調整がされています。


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レモン色の時はMUSICモードです。
よりハイトーンで鮮やかな音色、ヴォーカルにフォーカスされていますが高域も派手でポップな仕上がりです。低域がやや軽くなる所がポップなイメージを強めていると思います。
明るく明瞭なサウンドで「こんなに小さいのにやるじゃないか…」とつい感心してしまいます。


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青い光はMOVIEモード、全体的に柔らかく今までのモードと比べるとダークトーン。
モワッとした音で高域がくっきりしているのに距離があるような印象で不思議な感覚です。
やはりMOVIEと言うだけあり中〜低域表現が秀逸でシアターにいるような空気の圧を感じる低域、声の艶めかしさが特徴的です。



接続先にどれだけの電力を負担させるのか気になるところです。精査は行っていませんがレビュー時使用した印象ではゴリゴリバッテリーが減ると言った印象はありません。
価格、使い勝手、音質面でも優れており、私のようなポータブルUSB DACデビューには最適な1台だと思います。 




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